がまん です

きょうは あめがふってるから
おさんぽいくの むりなのよ
って きょーこさんが いいました
あめ って あのおと のこと?
よくわからないけど がまんします
ほんとはぼくも…ねむい
おひるねしてます
ちび
げんきよ♪

わたしが にかいからおちてから
なんにち すぎたかなぁ~
てがじんじん してたのもすっかりなおって
いつもどおり あそびまわってまあす♪
あれぐらいじゃ めげないもぉん
やねのうえだって あがっちゃうしぃー
でもねっ
かいだんだけは きをつけることにしたからね♪
くぅ
どおなんだろうか

きづいたんだよね
ちびは いつも かわいくしゃしんとってもらって
ぼくのときは へんなしゃしんなんだよな
きょうは ぼくの
とっておきかわいいしゃしん
にしてくれるらしい
・・・なんかがちがう
きがする
みゃあ
ふしぎな きりきりさん

ぼく このあいだ
まぼろしの きりきりさんに あいました
きりきりさんは あまり ひとまえにでません
そのきりきりさんが
ぼくの めのまえに あらわれたんですぅ!
そして ぼくをじっとみました
なんにもいわないで ただただじっとみて・・
そしたらぼく どーしてかわからないけど
からだが うごかせなくなったんです
こえも だせなくなったんです
そして きりきりさんがいなくなったら
また もとどおり うごけます しゃべれます
きりきりさん・・・って
まほうつかいですか?
ちび
どーゆーいみよ!!

あのこ くぅが 「おやじ」とよぶやつを
みにいったんだけど
あのこが はなしてた ばしょにいたのは
あたしより ちょっとわかそうな
ひとのいいかおした れいぎただしい
おとこだったわ
なによ どーゆーいみよ!! あのこむすめ!
あれで「おやじ」なら
あたしは なんだってゆうのよ
しつれいだわっ まったく
それにしても あのおとこ
あたしのことを じぃーっと みてたわ
はじめてみる あたしのすがたに
こころうばわれた ってかんじね あれは
こまったわ・・・
<つづく>
きりきり
くぅ と きり

くぅ > あ おばちゃん・・・ いけないっ えっとぉ
きりねえさん! あのねっ
きり > なによ なんかよーじ?
くぅ > さっき おうちのいりぐちに あいつがいたの!
きり > あいつって?
くぅ > おとなりの でぶのおやじー
きり > ああ でっかいくせに ちび てやつね
くぅ > そおなの~
ねっ きりねえさん ちょっとみてきてー
きり > そうねぇ
あんたのはなしだと かなりきもちわるい
おやじみたいで ちょっときょーみあるわねぇ
ついでに あんたにあんまりちかづくな って
ゆっといてあげるわね
くぅ > うん♪
<つづく>
左/くぅ 右/きりきり
びっくりした~

きょうは めっちゃびっくりなこと かくね♪
じーつーはー わたし
にかいから おちちゃったの!!
かいだんに ひっしで つかまろうとしたけど
だめだったの
でもわたし ちゃあんと くるくるんって
まわったの
かっこいいでしょ!?
でも てとあしが じぃんじぃん てしちゃった♪
もう おちたくないから きをつけまーすっ
くぅ
こんなはずじゃ・・・

きょうのおさんぽちゅう
きんじょのおうちの あいてるまどから
なにかが そとをみてたんだ
ぼく ちかよってみたんだ
ちかくまでいって わかったんだけど
そのおうち ぼくんちだったよ
なかにいたのは でっかいほうの あいつ
あいつら そとにでれないみたいだから
いいだろ~ とちょっとじまんしてみたんだ
しばらく そーやって おたがいをみてたんだけど
なんだか あいつ あったかそうじゃん
おうちのなかは すとーぶってやつに ひがついてて
めっちゃ あったかそうじゃん
それにくらべて そとのぼく・・・。ひゅるり~ さむっ
しかも よくかんがえてみると
ぼく しめだされてます ってかんじじゃん
あいつのかおも どんどん とくいげになった
くやしいから もっとおさんぽしてこよ♪
っていいのこして ぼく そのばをはなれた
おっかしいな こんなはずじゃなかったのに。。。
ないろ
とうとう

ぼ、ぼ、ぼく・・・
とうとう みつかってしまいました
そ、そ、それで・・・
にっきをかくよういわれて
いま かいてます
あのぅ・・・
なに かいたらいいですか?
ぼ、ぼ、ぼく
きょう ずっと ねてたんです
きのうも そのまえもです・・・
あ、あれ?
かくところが もう・・・なくなりました
ごめんなさい おわりま
お、おもい。。。

きょーこさんが ずっとねてたんです
どこか いたい みたいなんだけど
ぼくは どーしたらいいかわからなくて
いっしょに ねんねすることにしたんです
ちびちゃぁん あったかあい ありがとー
よろこんでもらえて よかったです
でも ぼくにのっかってくるきょーこさん
おもくって・・・
いつ ここからにげだそう
ほんとーは そんなことかんがえてた ぼくです
ちび
これがぼく?

くぅのにっき よんだけど
ぼくとちび そんなにまんまるかなあ?
じぶんのことは みえないから
しゃしん とってもらって みた
…ことばにならない
きょうのにっきは これでおわるよぅ…
みゃあ
おなじねことはおもえない

おとなりにいくと かならずいる
あの おやじたち
みみ ひげ て こえ
どれも わたしとにてるけどー
ちっちゃいかーちゃんは
くぅちんとおんなじ ねこちゃんでちゅよー
ってゆうけれどー
うそでしょお!!
おなじ とはおもえないよー
だって・・みたかんじ
ころころころがしてあそぶ ぼーるだもん!
おっきすぎ まんまるすぎて こわいよぅ
そのうち わたし たべられちゃうかもぉ
くぅ
うれしかった♪

ぼくんちに おきゃくさんが きました
わたしのこと おぼえてる~??
えっとー ないろ? ・・じゃあないよねっ
えっと・・えっと・・
ぼくのなまえ わすれられてても
いちばんにだっこしてくれたから
ゆるしてあげますね
ほかのみんなも ちびーっちびーって
ぼくをだっこしてくれて
ぼくはとってもうれしかったです
ちび
きり と ぼん

きり > !?
ぼん > ぐーすか ぴーぴー
きり > ちょっと ぼん! あんた おきなさいよ!
ぼん > ぐーすか ぴーぴー
きり > しんじられない ぼんったら!
のぞかれてるってのに ねてるんだから
ぼん > ね、ねーさん・・ ぼ、ぼく おきてます
おきてるけど ね、ねたふりしてるんです
だってぼく きっと にっきかかされるんです
きり > そうね あんただけだものね かいてないのは
あいつ きっとあんたに にっきかかせようと
あたしたちのねどこまで きたのねぇ
ぼん > お、お、おねがい・・です たすけてください
きり > まったくもう・・
くるりっ ぎろっ
ぼん > (ねたふり・・ねたふり・・)
きり > だいじょーぶよ あたしがにらんだら
あきらめてかえったわ
ぼん > ぐーすか ぴーぴー
きり > ぼん!?
ぼん > ぐーすか ぴーぴー
きり > ぼん・・まさかあんた・・ねたのね・・
左/きりきり 右/ぼんきち
やだっ あのえろおやじ

ばらのかおりただよう れでぃーのおへや
わたしと ちっちゃいかーちゃんの おへや
に のこのこあらわれた あいつ・・
へやにはいったとたん しんじらんない!
わたしのたべかけのごはんを たべるのよぅー
わたしのにおいに うっとりめをほそめて・・
えろいっ きもいっ こわいーっ
もしかして はつじょーしてる!?
やだっ あのおやじ
ちび なんてなまえも ぜったいおかしいー!!
でかっ しかも おなか たるたるじゃあん
くぅ
・・さむい

となりへいったかーちゃん
まだ かぜがなおってないというのに
おそくまで じゃらじゃらやって・・
まったくもう・・せわがやける
いっしょにねて あたためてあげなきゃ
って かえりをろうかでまってるあたし
・・さむいわ かぜひきそうだわ
きりきり
しあわせ~

あさ でかけたぼすが
よる かえってくる。
あさは ぼくもぼすもいそがしーから
ほとんど かおをあわせないけど
よるは ぼすのひざのうえで
ふたりで ゆっくりまったり♪
しあわせなじかん。
ないろ
ちびたうさぎでっす!

らんきんぐ に さんかしたから
いままでより もっともーっと
たくさん にっきかこうね♪
って ぼく ゆわれたんです。
ぼくだけにってことは
ぼく まかされたんだ!えへ♪
すっかりやるきのぼく かわい?
ちび
やるせない。。。

そろそろ にっきをかいてみようか
とおもったぼくだが
にっきのかきかたをわすれてしまっていた。
こころやさしーちびがおしえてくれたけど
こころやさしーはずのちびは
このことをこっそり きょーこさんにはなした。
きょうのみゃあちんのしゃしんは これよ♪
・・・。まだ なにもかいてないのに
しゃしんだけはきめられていた。
やるせない。。。
さっしてよぅ…

きょう おさんぽ いきました。
はっぱをたべて
においを かいで
そんなぼくをみて きょーこさん
すこしはあるいたら?
って ゆうの。
ひさしぶりだから どきどきしてるのに
でりかしー なさすぎです
ちび
きょろきょろ

ないろおじちゃまのはなし ほんとみたい
やだ こまった~
かれにあいにいくの みつかんないようにしなくちゃ
あのおばさん ついてくると
おとこのこたち いやがるのよねえ
そーっとでかけなきゃ!
くぅ
ないろ と くぅ

くぅ >あら♪ないろおじちゃま~
どーしたの さえないかおであるいちゃって
ないろ>・・。きみも ひとごとじゃあ ないよ
くぅ >あらなあに? なにかしらん?るん♪
ないろ>・・・・・・・。
くぅ >やだっ もったいぶんないでおしえてよー
ないろ>きみも そんなにのんきに でーとに
でかけられなくなるとおもうよ
くぅ >あら? どーして?
ないろ>また もちまわりで にっきかかされる・・
くぅ >うそ・・ま・・ぢ!?
ないろ>・・・。ぼくはもう かいてきた
くぅ >しょっくで おはだがあれそ・・わたし
手前/くぅ 奥/ないろ
やっぱり・・。

いやなよかん ってどーしてあたるんだろう
あのおんなのひと・・
さいきんよくおうちにいるけど
なんかおもいつかなきゃいいけどな
と しんぱいしてたんだ。
こないだ やつらがぼそぼそはなしてるの
きいて ぼくは きをうしないそうだった。
また にっきをかくって?
ひまだからってぼくたちをまきこまないでよぅ
と ぐちる ぼくに ぼすは
たえろ ないろ といった。
ぼす・・ぼすはあしたも ぼくをおいて
でかけていくんだね・・ああ
ないろ
みゃあ と ちび

みゃあ> ちび。おまえにはなしがある。
ちび > にーちゃん なあに? あらたまって。
みゃあ> じつは あのひとのびょーきが さいはつした。
ちび > それってまさか・・。
みゃあ> ああ・・。だから あしたから たいへんだ・・
ちび > ぼくたち・・また にっきをかくんだね?
みゃあ> そう。しゃしんだって とられるさ。
ちび > にーちゃん、ぼく・・ぼく ちょっとうれしい。
みゃあ> だろうな。おまえは そーゆーのすきだから。
ちび > うん。でも ちょっと こわい。
みゃあ> わかるよ。 あのひと むちゃするからな・・
ちび > そう。ねてたらしゃしんとれないじゃんって
たたきおこされたりね・・
みゃあ> ああ ゆめならいいのに・・。
左/みゃあ 右/ちび
あけましておめでとにゃん

よのなか ことしは 「いぬどし」だけど
うちは 「ねこどし」よ♪
ってうきうき ねんがじょー とかってものを
みせてくれた きょーこさん。
・・・。 きょねんもだったよね?
そのまえも そのまえも だったよね?
まあ いいんだけどね ぼくたち こまらないし。
でも・・・もらうひとたちが ちょっときのどく・・。
にっき ずっとかいてなかったけど
あたらしいとし だし ちょっとかいてみた。
ついでに ねんがじょー みてあげてちょーだい。
やだ~はずかし~っ ていいつつ きっとよろこぶから。
きょーこさんに ぼくからのおとしだま。
みゃあ